2002年度阿蘇アイゼン合宿

期間:11/22〜24
山域:阿蘇北尾根、松ヶ尾谷
参加者:船越 陽(3年、P.L.)、高田 広崇(2年)

行動記録:

11/22(金)快晴
5:30起床、6:05発〜7:15関門〜8:00西稜取り付き点
チムニー8:15〜9:25(1h10) ダイレクト9:50〜11:05(1h15)
北稜11:40〜13:05(1h25)
鷲ヶ峰山頂〜13:20西稜の肩〜14:50関門〜(松ヶ尾谷へのルート探索)〜16:50BC

 上級生二人なのでスピードが速い。登攀はつるべ方式で行う。西稜は
荷物を背負ったまま登った。二人ともダイレクトルート2ピッチ目で渋
る。リードの船越はA0で、高田はテンションをかける。北稜は空荷で登
りアイゼンでは初めてであったが、ルートもはっきりしておりあっけな
く終わる。
 帰りに関門から虎尾根を越えて松ヶ尾の関門へ至るルートを探しに行
ったのだが、藪漕ぎをし何度も尾根を登ったり降りたりしたが到達でき
ず、あきらめて明日は九州自然道から取り付くことにする。次回もう一
度挑戦したい。

11/23(土)快晴
4:00起床、4:45発〜6:15松ヶ尾谷〜8:15関門〜12:20第一キレット〜
13:10赤壁取り付き〜14:00赤壁終了〜14:25鷲ヶ峰山頂、休憩14:50〜
16:15天狗の舞台BP

 暗いと谷への降り口が分からないため昨年より30分起床を遅らせる。
松ヶ尾谷へ至る自然道はススキが茂っており、ほとんど利用されていな
いようだ。松ヶ尾谷関門へは2つ砂防ダムを越えてひたすら谷を歩く。
途中2ヶ所ほど高巻きをする。今年は水量が少ないようだ。関門から登
攀装備を身に付ける。全て2年高田にリードさせる。昨年に引き続き2
度目ということもあり快調にほとんどルートを迷うことなく進む。
 第一キレットからノーマルAルートで赤壁に取り付く。船越がリードし
たが出だしから渋って時間をくってしまい、結局残地シュリンゲを使っ
てリードする。昨年に増して一層岩が脆くなった感がする。
 鷲ヶ峰から第2キレット、北尾根を経て天狗の舞台に到着。体力的に
は2人とも昨年よりだいぶ余裕があった。ビバークはふかふか草を下に
してにツェルトを張ることができたので快適であった。夜は星がよく見
え放射冷却で寒いかと思われたが、風もほとんどなかったためゴアのカ
ッパのみで一晩明かすことができた。

11/24(日)快晴
5:00起床、5:40発〜7:00仙酔峡

 アイゼンを着けて仙酔尾根を下る。
 
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