阿蘇登攀合宿報告書

○山域:阿蘇山(高岳)

○期間:2003614日から同15日(実動1日沈殿1日)

○参加者:高田広崇(3年、CL)、松岡沙紀子(2年)、桜木理(1年)、船越陽(4年)

○行動日程:

(6月13日 移動日(福岡→仙酔峡B.C.)

14日 沈殿

  15日 仙酔峡→関門→ノーマルB→登攀→鷲ヶ峰→北尾根→高岳→仙酔峡B.C. 帰福

                  

○行動詳細:

14日:5:00起床9:00沈殿決定

午後になっても雨はやまないが、せっかくだからと、船越、松岡、桜木は高岳、中岳へ出かける。桜木の山靴の金具がぽろぽろととれた…。雨は夜まで降っていた。

15日:4:00起床4:55出発→5:30関門5:557:15西稜取り付き7:3511:00鷲ヶ峰11:2013:15高岳13:4015:00仙酔峡

昨日、高田が関門への道を偵察していたので、スムーズに着く。曇り空の中、関門でアンザイレン。コンテオーダーは松岡−船越、高田−桜木。松岡は初めてのトップで戸惑っている。危険箇所では、スタカット。昨日の雨で地盤が緩んでいるのか、落石多し。途中からはガス。西稜の取り付きで岩の状態を見ると、少し湿ってはいるが、登攀は可能。登攀は2パーティーに分け、鷲ヶ峰にて合流。高田−松岡、船越−桜木のオーダーで登攀開始。高田隊はダイレクトルート、そのまま北稜へ。松岡が西稜1Pで1テン。船越隊はチムニールートの後、下ってトラバースルート。予定どおり、鷲ヶ峰で11時頃合流できた。
高田−松岡:西稜ダイレクトルート7:358:30
         北稜9:0010:50 (10:50鷲ヶ峰)
船越−桜木:西稜チムニールート7:459:00
         西稜トラバースルート9:3010:25 (11:00鷲ヶ峰)
第2キレット、懸垂支点はスチールハンガーで、心強い。松岡トップだが、かなり苦戦したようだ。桜木の下降は下からザイルを引っ張り、振られないようにする。
北尾根は高田−桜木、船越−松岡のオーダー。2キレ登り返しは高田、松岡がトップ。スムーズに進み、ガスで高度感がないせいか、スタカットを多用した割にあっけなく北尾根を抜けた。ミヤマキリシマが少し残っていた。
仙酔尾根を下り、OBの慰霊碑に手を合わせ、帰福。

             写真あります                              文責:高田

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